2009年 06月 23日

キャベツの木

今日も、すごい天気。
高気圧にしっかり覆われたニュージーランドです。
予報だと明日も晴れマーク。
でも、木曜から少しずつ下り坂で、週末は雨マークになっています。

良い天気なので、今日も洗濯。
キャベツの木_e0133780_13423030.jpg
いつも同じような写真ですが・・・。

ちなみに、これは昨日撮った写真です。
キャベツの木_e0133780_13441058.jpg
洗濯物がないだけで、まったく変わらない写真ですね。

この真ん中の木、これがキャベツの木です。
マオリ語で、Ti rakau または Ti kouka。
省略して単に、Ti (ティ)とも呼びます。
マオリは、この若木の根の延長部分、巨大なニンジンのような形をしているそうですが、Kauru と呼んで、ハンギ料理に使っていたそうです。

キャベツの木と名前が付いた由来は、キャプテン・クックからという説が一般的によく知られています。
西洋人として初めてニュージーランドに上陸した、キャプテン・ジェームズ・クックですが、食料や薬にも限りのある航海ですからね。
植物学者も同乗して、現地で使える薬草を採取して利用する訳です。
キャベツの木の新芽も、煮込んでみたところ、キャベツのような味がしたそうで、その後の開拓者もキャベツ代わりに食していたという事から、このような名前が付いたそうです。

しかし・・・、もしそうだとしても、それは本当に新芽の柔らかい所でしょう。
何しろ、落ちてくる葉っぱは、見た目だけでも、どれだけ固いか想像できそうですよね。
キャベツの木_e0133780_1492072.jpg

そして、風の吹いた後は、この葉っぱがどんどん下に落ちてくるんです。
キャベツの木_e0133780_1411453.jpg
こんなありさま・・・。
南国系の葉っぱって、繊維質で、放っておいてもゴミになるだけですよね。
土に帰りそうにはありませんし。

そう、昨日、月曜日はゴミの日。
ゴミの日には、いつもせっせと、地面に散らかり放題のキャベツの木の葉っぱを集めないといけません。
そして、ゴミ袋へ。
キャベツの木_e0133780_1414433.jpg

南国系というのは、こんな感じで、「ほったらかし」という事が、割と多いような気がしますが、これもある意味「自然の摂理」なんでしょうか。

ニュージーランドっぽい、このキャベツの木と景色ですけど、なんだかキャベツの木というと、「ゴミの日」を連想してしまうようになりました・・・。

キャベツの木_e0133780_14173434.jpg
そして、ゴミはこのように、ポストの下に置いておくと、ゴミ回収車が運んでいってくれます。

今日も昨日も、まったく同じ景色のロトルアでした☆

by masaya-iwata | 2009-06-23 14:17 | 花・木


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