2011年 07月 18日

ゴミ出しから病院へ

ステロイド減少効果は顕著に現れています。
昨晩12時前に寝ましたが、トイレに起きたのは5時頃。
その後また眠れて、起きたら9時。
早起きが出来なくなってしまいました!
入院中、3時間毎にトイレに起き、朝も早くに目が覚めてしまっていたことを考えると、大きな違いです。

今朝も、ものすごい天気。
寝室結露はビッショリです。

足を引きずりながらのゴミ出し。
外の掃除の余裕ありません。
歩くだけで精一杯でした。
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午前10時、見事なお天気。
何度か休憩しながら、門のところまでゴミを持って来ましたが、そこで、近所のおばさんが、ナイトガウンの格好のまま、ゴミ出しに来たところでした。
遠目に挨拶すると、こちらの様子を気にして、門から郵便受けの所まで、ゴミを運んでくれちゃいました♪
まあ、こちらも、それを期待して、門のところでしばらくじっとしていたんですけども♫

先週はまったく話していませんでしたから、日本からの友達夫婦の話とか、しばらく立ち話(おばさんはナイトガウンのまま!)していて、足の話題になりましたが、悪化したことを話すと、
『ちょっと待ってて、すぐにまた来るから』って事でした。

部屋に戻って、結露を拭いていたら、おじさんの声です。
デッキから寝室に入ってきましたが、この時に初めて知りました。
近所のおじさんは、QE病院のリューマチのドクターだったんです!
ペイトリ先生とも、もちろん、仕事仲間ですが、今まで、私はペイトリ先生の患者だからって事で、口を挟まないようにしていたんだそうです。

今回はさすがに黙っていられなくて、様子を見に来てくれました。

ベッドに寝て、足の様子を診てくれ、
『ホームドクターに連絡して、すぐに診てもらい、レントゲンを撮ってもらったほうが良い』
って事なんです…。
足を引きずって歩いていたら、さらに悪化するからって。

と言われても、昨年の、足の裏の疲労骨折の時の経験もありますので、あまり、レントゲンを撮ってまでしても、意味はないんじゃないかな?と気乗りはしません。

でも、NOとも言えないです。
送り迎えは奥さんがするから、なんて事まで言ってくれますし…。

おじさんはいったん家に帰って、すぐにこちらは、ホームドクターに電話しました。

ところが、ホームドクターは今週ホリデー中で、不在との事。
ナースさんが代わってくれ、他の先生に、昼前の予約を入れてくれました。

すぐに、おばさんに電話して、時間の連絡。

するとまた、病院から折り返し電話です。
『ロトルア病院からの、退院時の指示書を見ると、何かあった場合は、ロトルア病院へ行くようにと書いてあることから、こちらではなく、ロトルア病院へ連絡した方が良いと、(他の)ドクターが言ってます』
って事でした。

ロトルア病院へ連絡って、どこの誰にするんだろ?リチャードかな?とか良く分かりませんが、とりあえず分かりましたと返事。

また折り返し、おばさんに電話すると、すぐに承知って事で、荷物の支度して、すぐに行きましょうって事。

何の荷物かと思ったら、万一のために、入院の準備って事。

大慌てで、部屋の窓を閉め、荷物を支度して、やがておばさんがやって来ましたが、まだ流動食も摂らないといけないので、しばらく待っていてもらい、おじさんと3人で家を出発したのが、11時半過ぎでした。

「ロトルア病院へ電話しなくていいの?」と聞きましたが、首を振るだけ。
まあ、任せておこうと、気にせず病院へ行きました。

おじさんは、他の用事で(今日はオフのようです)、車を運転してすぐに別れましたが、おばさんは、編み物を持参で、付き添ってくれました。

行った所はここ、
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緊急病棟です。
待ちぼうけの場所。

30分ちょっと後に呼ばれて、血圧体温測定をした時、車椅子を貸してくれました。
車椅子に乗って、また待合室に戻ります。

おばさんは、近所の知り合い夫婦がたまたまきていたので、おばさんと長話が始まりました。
このおばさん、朝からチェーンソーで植木切りをしようと思ったら、手を切っちゃったそう…。
おじさんは付き添いです。

さー、ここからの待ち時間が長い。
待合室で4時間待ちました。

苦痛どころか、退屈というより、ちょうど気持よかったんです。
車椅子に座ったまま、おばさん同士の話を子守唄替わりに、うとうと、実に良く眠れました。

家を出発前、大慌ての時に飲んだ薬ですが、今日からステロイド剤のプレドニゾンが55mgになります。
先週より5mg減少。
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この小さなピンクの錠剤が20mgなので、半分に切ったあと、さらに半分に。
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これで55mgです。

副作用もさらに少なくなり、今までの睡眠不足を補うように、ひたすら眠くなりました。
お尻が痛くなりながらも、うとうと寝て、その後は、本を読んで待っていました。
おばさんは、『完成まで100年かかるかも』と、編み物です。

やっと呼ばれて中へ。
でも、ここからも長いんですよね。
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また血圧体温。
この後、血液検査とX線撮影ですからって言われて、さらに1時間。

おばさんも途中まで居てくれ、その内おじさんも合流して、いったん家に帰るって事に。
終わったら電話かけてくれってことで、お別れしました。

やがてインド人ドクターがやって来て、血液検査。
X線もすぐに撮るからって事ですが、なかなかです。

その内、ナースさんが何人かやって来て、部屋を追い出されちゃいました。
今度はこっちで待ちぼうけ。
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車椅子はもう無くなっていたので、松葉杖を貸してもらいました。
これがとっても使いやすく、深刻な症状と思えないくらい、楽に歩けてしまいました。

これがいけないんですよね¬
演技でも、転ぶくらいすれば、もっと真剣に診察してくれるのかも。

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やっとX線です。

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結果待ち。
やがてインド人ドクターがやって来て説明してくれました。

血液検査も異常なし。
CK値は23だそうです。
まったくの通常値です!

レントゲンの結果も、骨に異常なし。
原因については、あまり説明はありませんが、筋肉が減少しているから、痛みを伴うのは仕方ないという感じの話でした。

このまま、穏やかに動かすこと自体は構わないって事です。
右足まで痛めてしまう可能性は少ないだろうとの事。
しばらくしたら、ホームドクターに連絡して、Physiotherapy、理学療法、ストレッチとかマッサージとか、その手配を頼んで、治療を始めた方が良いって事でした。

つまり、今まで通りで、しばらく安静にしていれば良いって事になります。
7時間費やして、何も変わらず、まあ、安心しました、って結果、予想通りとなりました。

松葉杖が便利でしたので、昨年は借用書を書きましたが、今回は特に何も言われませんでしたので、そのまま持って来ちゃいました!
いつでも返せますから、ごめんなさいね♪

おばさんに電話して、迎えを待ちます。
外は真っ暗。
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クイラウ公園からは夜の湯けむり。
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迎えも、おじさんおばさん、2人で来てくれました。
おじさんは、ドクターの見立てに不満そうです。
筋肉が弱っているだけじゃなく、病気との関連があると思うとのことなんです。
さらに、理学療法も、ホームドクターに連絡するんじゃなく、ロトルア病院から直接手配してもらう方が良いとの事。
おじさんの言ってることの方が正論でしっくりきますが、当初の予想はそのままでした。

いずれにしろ、ホームドクターはホリデー中ですし…。
リチャードに、経過報告含めてメールで相談してみるかな。

そうはいっても、QE病院のペイトリ先生が早く診てくれたら、話はすぐに終わるんですけどねぇ。

夜は、おじさんおばさんの家で、夕飯をご馳走になりました。
スパゲッティです♪
3ヶ月位以上ぶりのスパゲッティ。
難なく食べられました!
これからの食事も楽になりそうです。

息子さんも一緒に4人で食事。
なんだかホームステイしているみたいです。

食後は、家族皆で、サウスパークを笑いながら見ています。
うーむ、さすがに厳しい。
英語が分からないし、聞き取れてもあまり笑えませんが…。
アメリカの、アニメ・コメディーですが、かなり風刺のきつい内容です。
しかし、日本だと、このパターンのアニメで親子で笑って見ることは、あり得ないでしょう。

ますますホームステイ気分になりながら、帰るきっかけを見つけてお別れ。
ほんと、とってもお世話になりました。

家での2回目の流動食後、病院では飲まず食わずで、お腹もペコペコでしたが、そのせいなのか、今までずっと綺麗だったPEGチューブから、少し漏れがありました。

今日は3回だけで流動食終了。
朝の体重は60.4kgでした。

流動食 複合食物繊維0.9リットル 1,350kcal

プレドニゾン55mg
オメプラゾール20mg
アザチオプリン175mg
カルシウム600mg

とっても眠いです。
頑張ってシャワーを浴びて早くベッドに行かないと。
今日もたくさん助けてもらいました。
ありがとうございました☆彡

by masaya-iwata | 2011-07-18 20:37 | 闘病


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