2008年 03月 27日

水・黒い

今日は予報よりも悪くなってしまい、午後になって小雨のぱらつく天気になりました。
こういう日は、帰宅してから洗車も大変です (*_*)

天気図ですと高気圧に覆われているのですが、南太平洋上に中心のある高気圧が北東から湿った暖かい風を持ち込むため、不安定な天気になったようです。
晴れ・曇り・小雨と、目まぐるしく変わる天気に、お客さんも上着を脱いだり着たり!
最高気温は20℃でしたが、体感温度は時々によって変わります。
変化に富んだ雰囲気で、楽しい観光が出来ました。

水・黒い_e0133780_16315161.jpg昨日のご夫婦の2日目観光で、今日はワイマング渓谷に行ってきました。

「ワイ:水」+「マング:黒い」
マオリ語の語感そのままに、「水・黒い」と読んでみました

今日は、「お手軽パッケージ」のワイマング渓谷観光-ウォーク+クルーズ・セットになります。
ロトルアから車で20分程の距離にあるワイマング渓谷は、世界で一番新しい地熱地帯です。
1886年6月10日午前1時半頃から始まったタラウェラ山の噴火活動によって、午前2時半から5時半の間に22ものクレーターが一列に形成され、ワイマング渓谷が誕生しました。(タラウェラ山については、「ぽっかぽか通信 5.タラウェラ湖とタラウェラ山」に紹介しています。)
このように、いつ生まれたかがはっきり分かるという意味でも、ユニークな地熱地帯となります。

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フライパン・レイクから流れ出る「温泉の川」です。
賽の河原までの迫力はありませんが、お湯は50-55℃。

沸騰したお湯がぽこぽこ、二酸化炭素・水酸化硫黄のガスによる泡もぽこぽこ。
あちらこちらからぽこぽこの大合唱で、日本人にぴったりの場所です。
pH3.5の酸性泉。ネット検索をしてみると、箱根、登別、蔵王温泉なんてのが引っかかってきました!

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湯気の立ち上る景色のバックには、シダが茂っています。
まさに、ロトルアならではの景色ですね。
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ミルキーブルーの色をした、インフェルノ火口湖です。
この火口湖は地熱水で出来ていて、白いシリカと塩化物が混じってこのような色合いを見せてくれます。

湖底には350℃という高温で湧き出す間欠泉があり、火口湖の水位は周期的に変化します。
いっぱいになると外にあふれ出しますが、その時で水温は84℃にもなります!

2時間弱、のんびり写真も撮りながら歩き、ウォーブリック・テラスまでやってきました。
ずっと下り道ですから、疲れはまったくありません。
ここで軽くサンドイッチと記念撮影です。テーブルにカメラを置いて3人一緒も撮ってみました。

水・黒い_e0133780_16381323.jpgちょっと構図がずれちゃいましたが (^^ゞ水・黒い_e0133780_16385478.jpg

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この後、ロトマハナ湖での1時間ボートクルーズも楽しみました。
今日はお客さんが大勢いらっしゃいました。ほぼ満席の遊覧の後、次のお客さんが乗り込むところの写真です。

10年位前まではとても地味な観光地でしたが、今やロトルアというよりニュージーランドを代表する観光地へと変わりました!

ワイマング渓谷についても、ぽっかぽか通信でご紹介しようと思いながら数年過ぎてしまいました・・・。
なぜ「ワイマング」と言うのか?などなど・・・、ご紹介しきれない内容がまだまだたくさんありますが、順番待ちの話題に続けてアップしていきますので、気長にお待ちください (^-^)/~~

by masaya-iwata | 2008-03-27 17:03 | 観光


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