2008年 04月 21日

カエルの変身

高気圧に覆われ良いお天気の朝でしたが、昼になって一面曇り空になってきました。
最高気温は16℃との予報ですが、午前11時の気温は12℃、体感気温は11℃。昨日より寒いです・・・。

今年は日照り続きの暑い夏から、先週の土砂降り・寒い秋と、変な気候ですが、テプイアの泥沼もいろいろ変化しました。

カエルの変身_e0133780_9315282.jpgこの写真は、4月6日の様子です。

例年はもっと全体にジュクジュクした、文字通りの「Mud Pool:泥の池」でした。
しかし、奥の方は干上がってひび割れしていますし、泥が噴火口の様に盛り上がり、もはや「池」とは呼べない状態が続いていました。
カエルの変身_e0133780_9323836.jpg

左奥の「ひび割れ」を拡大すると、このような感じ。
カエルの変身_e0133780_933531.jpg

真ん中の「噴火口」はこんな感じです。

この泥沼の正式名は、Ngamokaiakoko(ナモカイアココ):「ココのおもちゃ箱」というような意味になります。
最初のマオリ酋長、ココという人が、この場所に来ては暇つぶしに良く眺めていた事に由来するそうです。

お客さんもいつも、ボコボコ湧く泥の様子をじっと眺めて、なかなかここから離れません!
昔も今も変わりませんね (^-^)

英語のあだ名は、「Frog Pool:カエルの池」。
カエルがピョンピョン跳ねる様子にも似ていますし、ゲボゲボという音がカエルの鳴き声にも聞こえます。

この「噴火口」の盛り上がり方から、音が拡声器のような効果によって低音がいつも以上に響き、遠くからでも良く聞こえていました。

それが先週の雨で、このように変わりました。昨日の様子です。
カエルの変身_e0133780_9342397.jpg
もちろん、誰も入れませんから、地面をならす訳ではなく、盛り上がりはまだ残っています。
でも、奥はちゃんと「池」に変わり、噴火口にも泥水が溜まって、ジュクジュクした様子に戻りました。
これなら、カエルも喜ぶというものですよね (*^.^*)

何度訪れても、自然はいろいろな表情を見せてくれるから楽しいです☆

by masaya-iwata | 2008-04-21 09:37 | 観光


<< 苦労してます★      湯気もうもう >>