2011年 09月 06日

残念な結果

昨日は馬鹿みたいな高揚気分でしたが、今日は一気に意気消沈。
外科の診察がありましたが、胃ろうの取り外しは必要だとの事、それは良いんですけど、それじゃ「手術はいつ?」と聞くと、

『1ヶ月か1ヶ月半後』

もう、浮かれていた気分の自分が残念です。

11時20分からの診察なので、10時50分頃に出発。
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前方のログ・トラックに、
「今日は久し振りに、年輪の写真でも紹介しようかな」なんて気分でいたんですけど。

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昨日と同じロビー、手前にはまだ工事用の作業車が、なんて話題も、どうでもいいや…。

30分近く受付前の椅子で待っている時から、嫌な予感。
名前を呼んだドクターを見て、さらに嫌な予感。
カレーは美味しいんですけど…。
予約票に書いてあったドクターは、上司?だそうで、今日の担当の先生は違う人でした。

PEGチューブを見せ、グリグリ回されますが、手術は必要だとの判断。
それからの話は、手術法についてペラペラ説明されますが、この発音が分かりにくい…。
どうやら、麻酔の危険性について話しています。
胃を切ることになり、穴の大きさによっては全身麻酔になる可能性があるそうです。
なるだけ全身麻酔にしないように考えるそうですが、まだ分からないそう。

前回の内視鏡手術での取り外しも全身麻酔のように思えたのですが、あれは違ったようで、単に意識をなくして眠っただけのようでした。
全身の場合だと、呼吸も自分で出来ないそうで、気管にチューブを入れたりとか。
そういえば、そうか、前回はそんな事しませんでしたから、単にあれは寝ただけでしたね。

PEGの内側は、皮膚の下に入っているとか言ってましたが、胃の中じゃなくて皮膚の下?
ちょっと意味が分かりませんでしたが、

『状況が難しいのは、皮膚筋炎だから』

と、ここでそれを言う?

「胃ろうが外せないのは皮膚筋炎のせい?」

別にお腹の筋肉には、最初から異常は無かったと思うのですが。

『手術の日程は、手紙で連絡します』って事でしたので、大体いつ頃ですか? と聞いた結果がそれでした。

もっと早くと頼んだんですけどね。
『順番待ちで申し訳ない』と言われると、仕方がない。

1ヶ月半後だと、帰省の日程も無理になるのかも。
どんより、全てがあきらめモードになりましたが、ドクターは慰め程度に、
『もしかしたら、早くなるかもしれないけど』とは、言ってくれました。
どうせなら、ケララカレーを手土産に持っていけば良かったかも。

その後、受付に手術の申請用紙を渡し、手術前の同意書、アンケートに記入します。
これがまたアホらしい。
最初の質問が、【過去に病院に通ったことがありますか?】
って、当たり前じゃないって事ですが、まったくゼロの状態からのアンケート内容でした。

その用紙の最初、同意書の項目に、優先度がチェックされている欄がありました。
最優先は、【緊急】ですが、2番目の【準緊急】にチェックが入っていました。

今以上に急いで貰うなら、緊急って事になりますが、さすがに緊急手術にはなり得ないでしょうしね。
交通事故や命に関わる手術ではありませんから…。

それにしても、2番目の優先度で、1ヶ月半も待つとは…。
人口が少なくても、病院、ドクターも少なく、病気の人も多いんですね。

漏れてる使えない胃ろうと、まだこれからも付き合っていかないと。

今日の帰り道は、森の空気を吸いに、レッドウッドに歩きに行ってみよう、松葉杖無しにちょっとでも歩いてみるかな、なんて思っていたのですが、そんな気分にもなれずに、帰って来ました。

でも、町中で、ここの写真だけ撮ってきました。
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先日ご紹介のパブ、Pig & Whistle(ピッグ&ホイッスル)です。

昨晩、友達がメールをくれたのですが、ピッグ&ホイッスルの、ピッグ:Pig、豚の意味は、
スラング(俗語)で、【警察官】なんだそうです。
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この建物は、以前は警察署だったそうで、その友達が大分前に中に入った時、当時の写真が飾ってあったそうです。
昼の時間帯ですが、ご覧のように、出入りする人が多いです。

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豚が口笛を吹くイラストから、ホイッスルも【口笛】と書きましたが、本来は、警官の持っている【警笛】のホイッスルの意味なんでしょうか。
それとも、警官が口笛吹いてるって意味なのかな?
中はご覧のように、普通のパブ、お食事処ですね。

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入口横の石碑に書かれていました。
1940年2月19日。
日本式に書くと、ピーター・フレイザー警察庁長官って事になるんでしょうか?
省庁、政府機関の正しい和訳が分かりませんが、とにかく、警察ですね。

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建物前の木もこんなに小さかったんですね。
パブらしく、中では大きん画面でスポーツ中継でした。

今朝は63.5kg
プレドニゾン20mg
オメプラゾール約10mg
アザチオプリン175mg
カルシウム600mg

病気と関係ないところで苦労してます。
治療のための手術待ちでは無いですからね。
ただ、こんな中途の状態で胃から漏れてても、炎症も起こさず大事にもならず、倒れないで元気にいられる健康体には、感謝です。
まだ歩けないことに変わりはないですし、これからの空白期間もまた、何か意味があるのかも?

by masaya-iwata | 2011-09-06 18:37 | 闘病


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