2011年 12月 13日

ドラマ

今朝もなんだか5時半に起きてしまい、それから2時間近くパソコン前で過ごし、またベッドに戻り本を少し読んで寝て、次に起きたのは11時前と…、
なんだか変なサイクルになっちゃいました。

朝は、そんなに調子も悪くなかった左足は、椅子に座っている間に少し痛くなり、その後も、右足中心に家の中を歩くという感じ。
そんなに悪くは無いですけど、いつまで経っても、左足はちっとも動かせないです。

お昼にいろいろ連絡仕事をしてから(これがちょっとややこしかった…)、頭の芯がモヤモヤする感じ、疲れてしまったので、またいつものソファで過ごす午後でした。

一日中外は霧雨模様。
午後6時過ぎ、とりあえず写真を撮っておこうと、なんだか散った花びらが美味しそうな黄色のバラです。
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口の中がずっと変な感じなので、今は何を食べても、すごく美味しいって感じはなれないのですけど、記憶が味を覚えています。
この花びら見てると、美味しいアイスクリーム思い出します。

せっかくすっきりした外の景色を、なかなか晴れのもとで写せません。
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午後4時くらいから、うどんを食べながら、先日実家から送ってもらったDVDのドラマを見ました。
WOWOWで録ってもらった、三谷幸喜の「short cut」
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http://www.wowow.co.jp/drama/shortcut/
このドラマ、「完全ワンシーン・ワンカット」

ドラマの最初から最後まで、一台のカメラを止めずに112分間の本編、そのまんま撮影するっていう、三谷幸喜初のテレビドラマ監督作なんだそうです。
中井貴一、鈴木京香が、ほとんどのシーンを演じ、梶原善が一部登場するという、3人だけの出演者。

内容は、上記WOWOWのホームページから転記させていただきますが、
『男はエリートサラリーマン。女はその妻で広告会社勤務のキャリアウーマン。二人は結婚して10年。お互い仕事が忙しく、すでに夫婦関係は完全に冷め切っている。妻の祖父の葬儀の帰り、山道に迷い込んだ二人。周囲に誰もいない山奥で、気兼ねなくののしり合う喪服姿の夫婦。果てしない口げんかの末、徐々に二人の関係に変化が訪れる。』

舞台じゃないドラマロケで、どんな風に撮影されるんだろうと思ってましたが、ロケ地は長野県の伊那市の山道、1年間かかって探した場所だそうです。
2時間弱の間、車や他人、上空にヘリの爆音!?なんかが入っても大変でしょうから!、撮影の苦労もすごかったんでしょう。

最初見ている内は、そんなアクロバティック的な事が気になるのと、中井貴一のなんとなく芝居がかったコメディー要素が気になりましたが、やっぱり上手ですよね。
鈴木京香もすごく上手な女優さん。

ちょっと想像すると分かると思いますけど、山道を、一台のカメラが2人の、後ろから、通りすぎて前から、その間ずっと2人はしゃべりっぱなし、ですから、山道ハイキングのドキュメント番組みたいな感じもしてきます。
でも、ちっとも、素じゃない、ちゃんと演技であり、そこにいるのは、ちゃんと配役通りのキャラクターなんです。

もうずっと、日本の「演劇」って、テレビドラマに慣れちゃいましたし、個人的に「演劇」を見る趣味がないので、その知識は殆どありません。
ですから、テレビで見る、自然な演技の俳優さん、特にここ数年、本業が俳優さんじゃない人達が、結構上手に演技をこなされてますよね?
下手すると、ちょっと「心臓に毛の生えた」素人でも、上手に撮影してもらえれば、誰でも出来るんじゃないか?くらいに思える、製作者側の質の高さに依存してるんじゃないかな?くらいに思ってました。

でも、このドラマは、それでは通用しないですものね。
やっぱりこの2人、そして梶原善も上手ですし、さらに脚本もとても良く出来てる。
2時間近く、山道を歩きながらのセリフが、同時進行で成り立っているんですから。
さらに、中盤から後半、仲直りしようとする中井貴一に拒絶の態度(揺れ動く態度)を示す鈴木京香、これがとても現実的で、見ててすごく納得しました。
そういえば、三谷幸喜も離婚されたんでしたものね。
なんとなく、ほぼ同じ年齢だからかどうか、(自分には結婚も離婚も経験がないですけど)女性観に対してとても共感するものを感じ、今日わざわざ、今のところ再放送の予定のないWOWOWの番組について、いろいろ書いているのも、その部分が大きく影響してると思われます!

ドラマがちゃんとぶっ通しなので、見てるこちらも途中で止めたら意味が無いと思って、うどんを食べ終わっても、水も飲めず、トイレにも行かずに、ずっと座って見ていましたけど、結果、2時間あっという間に経っちゃいました。

内容的には好みもあるでしょうし、すごく面白いと言い切れるものではなかったですけど、おそらくそんな辺りを狙った、それでも画期的な企画って事で、再放送の機会があれば、是非おすすめのドラマでした。

お次は、ちょうど明後日が最終回の、テレビ朝日のドラマ、「DOCTORS(ドクターズ)最強の名医」
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http://www.tv-asahi.co.jp/doctors/
これは、母が面白そうだからと、適当に録っておいてくれたドラマで、第4話まで今回の荷物で送ってくれました。
週末から昨日くらいまでで見ましたけど、これは今の自分にぴったりのドラマ。

まさに、「ストレス解消」のドラマです。
話はもちろん、架空ですし、こんなお医者さん、病院は無いでしょう。
でも、見ていると、医者に対しての不満、病院に対しての不満、それがここで描かれていて、その不満の現実を打ち破ってくれる、沢村一樹演じる名医、もう、「スッキリ」「してやったり」って感じです。
このドラマを見ていたら、ロトルア病院への不満も、「もう、どうでもいいや」って、なんだか穏やかな気分になれました。

あー、皆んな思ってることは、国を問わずに同じなんだな、とも。

すでに第3話で、「難病」に対する治療が題材になっていました。
この、難病に対する医者、病院としての取り組み方、ほんと、ロトルア病院の人達にも見せてあげたい、特に、フィジオのマネージャーには、100回くらい見てもらいたい、ほーんと、見ててそう思えました。

それにしても、日本のドラマって、とても良い事をやっているのに、なんで日本の政治、社会って相変わらずなんでしょう?
なんだか不思議ですよね。

こちらのドラマは、明後日が最終回なので、まだご覧じゃない方、多分最後だけでも面白いでしょうから、これもお勧めです。

今朝は60.9kg
プレドニゾン13mg
アザチオプリン175mg

そんな、ロトルア病院で…、明日はMRIです。
関節だったら嫌だなぁー…。
はっきり結果が分からず、筋肉の回復の問題だろうって結論になること、祈ってます。

by masaya-iwata | 2011-12-13 20:37 | 闘病


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